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家族の食卓

田舎に引っ越してきたからには、「スローライフ」とは言わないまでもゆったりした生活を送りたいと思っていたのですが・・・
農家になってみると、農作業に加え家事・育児と思ったようにゆっくりすることはできず。

家族の食事はできるだけ手作りしたいので、一応私が作るわけですが、ついつい簡単で栄養バランスの良い「炒め物」や「サラダ」が多くなりがちです。多くの野菜を投入して、一皿でも栄養が十分と言えるような。
「いかに時間をかけずに食事を準備するか」、ここに私の食事作りの主眼がありました。

ところが、最近とある傾向に気がつきました。
日暮れの早まりと共に、夫の帰宅も早くなり、家族で食卓を囲む時間が増えたはずなのに・・・
私が簡単な料理(手抜き料理)を作れば作るほど、家族が食卓についている時間も短いということに!

「いただきます」をして、少しの会話はあるものの、さっさと食事を済ませてパソコンへ向かう夫。
まだまだゆっくりしか食べられない長男は食卓に取り残され、私がお茶をすすりながら長男の食事に付き合います。

家族そろって夕食を食べることのできる我が家はまだ恵まれているのかもしれません。
でも、せっかく家族がそろう食卓が、これでいいのか?

そこで、日頃の私の食事に対する意識を見直してみることにしました。
まずは、生きていくのに必要な栄養を摂ること、一番大事です。
次に、おいしいこと、これも大事。
3つ目に、一緒に食べる人との会話や雰囲気を楽しむこと、これも大事。

最近、3つ目の大切さを忘れていた気がします。
どうして、夫が食事をさっさと食べて、席を立ってしまうのか?
それは、「手早く食事を」という私の意識が、食卓にまで伝わってしまっていたからではないでしょうか?

そこで、ある日の夕食は、ほんの少しだけ気持ちにゆとりを持って、時間をかけて作ってみました。
決してご馳走である必要はなく、丁寧に作った季節の野菜の煮物で十分です。
早く仕事をしたい気持ちはわかりますが、夫には長男が食べ終わるまで食卓に座っているよう、お願いしました。

すると、いつもより会話が弾んで、食事をゆっくり摂る事ができました。
夫とも、「こういう時間って大事だね」なんて言いながら。

というわけで、昨日は和食を作ったら、これは長男にはまったく不評で、ちょっとしか食べてもらえませんでした。

DSCN0975_convert_20111121094650.jpg

子供ウケする和食も勉強する必要がありそうです(笑)。

次のぶどうのシーズンが来れば、また炒め物を中心とした簡単料理が食卓に並ぶことでしょう。
でも、少し時間のある今のうちだけでも、少し心のこもった料理を作りたいものです。
寒くなるこれからの季節・・・時間をかけて煮込んだあったかスープなんかいいですね。




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味付けの決め手は

なるほどと思いました!場を作るって本当に繊細なさじ加減ですね。出来れば好き嫌い無く食べてもらいたい物ですが、子供はわかり易い味を好みがちですからね。海外の方が好む和食は大概好きだと思います。でも余りそれに慣れると味覚が鈍感になるらしいですから、バランスにお吸い物とかお浸しとか薄味の出汁の複雑さを味わえて尚且つ好き嫌いが出にくい物を入れてあげたら良いかもしれませんでもやっぱり一番の味付けは健康でいてもらいたいっていう愛情なんでしょうね。お母さんは献立を毎日考えるのが本当に大変です。余り根を詰め過ぎないでくださいね。

No title

>ウズリさん
子どもって好き嫌いに加えて、「今日の気分」ってのもあるみたいで、急に食べたり食べなかったり、いろいろ難しいものです。
色んな味を食べさせて、食べることの楽しさを覚えていってもらいたいのですが、気がつくと「食べなさいよv-41」って目くじら立てて怒ってる自分がいて、完全に食卓の雰囲気ぶち壊しってことも・・・v-12

お蝶夫人w

僕嫌いな物無いんですが、特にそういう特訓を受けたわけではなく、むしろあらゆる事において放ったらかしだったんですが(笑)でも好き嫌いは良くないんだなって幼いながらに学んでたんですね。烈火のごとく母に叱られる兄を見て(笑)そしてそれをしない事で自分が褒められるのも知っているわけです。

ふと思ったんですが、子供の学習には客観性がとても大切なのかもしれません。“〇〇をして叱られてる人”や“〇〇をして褒められてる人”を傍から見れば、どんなに小さな子でも因果が一目瞭然です。そしてそれを見て試しに自分もやってみて、同じ様に怒られたり褒められたりすれば、体で理解出来ます。理屈で教え込もうとしてもまだその理屈自体が理解出来ませんから、体での学習はとても有効ではないでしょうか。

実際にやるとなると旦那さんが犠牲になるか(笑)まぁそれよりも、ご両親が何でも美味しい美味しいと口に出しながら食事をする事が一番かもしれませんね(^^)子供は教え込まれるよりも、そんな親の姿を見て育つんだと思います!
プロフィール

お蝶夫人

Author:お蝶夫人
2010年秋、新規就農者として東京から長野県生坂村へ移住してきました。
夫と共にぶどう農園「ぷてぃ・べるじぇ」を営んでいます。
元陸上自衛官。2男児の母。
FCAJ公認フードコーディネーター3級

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