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剪定真っ最中です

農業公社の研修では、3年間の研修でぶどうをはじめとする農作物の栽培・管理の方法を教えていただけると共に、研修初年度から、自分のぶどう畑をお借りすることができます。
研修で教わったことを、休日や空き時間に自分の畑で試してみるという、いわばOJT方式です。

初年度は10a程度から始まり、年数を経るごとに徐々に増え、3年の研修を終える頃には、一人前のぶどう農家として収量が得られる程度(約70a)に広げていただきます。

私たちが今年度管理することとなったぶどう畑は、巨峰を主体としており、前のオーナーさんが20年にも渡って大事に育ててこられた、立派な畑です。
私たちも、この畑を大事に育てていきたいと思います。


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私たちのぶどう畑


今の時期、生坂のぶどう畑では、一斉に剪定が行われています。
私たちも、先輩に教わったり、本を読んだりながら、自分の畑の剪定に着手しました。
やってみると、けっこう頭を使うので、難しくもあり、楽しい作業でもあります。

自分たちなりに整理して、剪定の大きな目的としては2つあると考えています。
ひとつは、収量の確保。
もうひとつは、作業性の向上です。
どの世界にもあるように、剪定のやり方にも、教科書どおりの原理・原則というのは存在します。
ところが、実際の木を見てみると、決して教科書どおりには行かない場面というのが出てきます。

ここで登場するのが、「何を優先させるのか」ということです。
例えば今年の収量を優先させるのと、来年以降の作業性を優先させるのでは、採用する行動方針が変わってくる場合があります。
剪定のやり方は人によって異なることがありますが、これは、その人によって「何を優先するか」の判断基準が違うからだと言えます。

剪定をやりながら、「これは陸上自衛隊の戦術に似ている」と夫が言い出しました。
戦術も、原理・原則が存在して、机上ではそれに基づいて考えて行きます。
が、実際の地形を見てみると、その地形の利点を最大限に生かした行動方針を採用せねばなりません。
何を重視するのかによっても、行動方針は変わってきます。
そんなところが、似ているね、と。

余談ですが、私たち夫婦の間でも、剪定の仕方には差異があるようです。
夫は理論的に考えて、慎重に切っていくタイプ。
私は、あまり悩まず、感覚的に切っていくタイプ。
後で夫に「なんで、そこはそういう風に切ったの?」と聞かれても、いちいち覚えちゃいないというのが、私です。
私なりに、切り過ぎない為に、「こういうところだけを切る」と決めているので、今のところ「しまった、切りすぎた!!」というのはない・・・つもり。

平日は公社の研修でほとんど自分の畑の作業はできない夫に代わって、私が子供を連れて、ちょこちょこ切っています。
まだ慣れないので、からまり合った枝を追って先端を探すだけで大変。元々方向オンチなので、うっかりよそを見すると自分がどこを切っていたのかすら判らなくなります。
一つの枝を切るにあたっても、木全体や隣の枝とのバランスを考えていかなく必要があるのでとてもおもしろく感じます。


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一つ難点を挙げるならば、恐ろしく寒いということ。
まさか、農作業でスキーウエアが必要になるとは、思っていませんでしたよ。
今日もスキーウエア着て、畑に行って来ま~す!




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プロフィール

お蝶夫人

Author:お蝶夫人
2010年秋、新規就農者として東京から長野県生坂村へ移住してきました。
夫と共にぶどう農園「ぷてぃ・べるじぇ」を営んでいます。
元陸上自衛官。2男児の母。
FCAJ公認フードコーディネーター3級

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